2月5日 み言葉と黙想

2月5日「民の意志と神の御旨」
サムエル記上8章1~9節
イスラエルの長老たちはサムエルに言った。「今、他のすべての国々のように、我々を裁く王を立ててください。」(5節より)

黙想
サムエルは年を取り息子たちをリーダにしましたが、息子たちは不正を行い続けました。それで長老たちは王を立ててほしいとサムエルに願いました。それはサムエルには悪と見えました。イスラエルは神が統治されていたからです。サムエルが神に祈ると、神は「今は彼らの声に聞き従いなさい。ただし、彼らに厳しく命じ、彼らの上に立って治める王の権利を知らせなさい」と答えました。

王を立てるということはイスラエルが神の直接統治に服することをやめることを意味します。このことによってイスラエルは軍事力増強と覇権拡大の後、滅亡するという神の審きを受けることになります。