3月20日 み言葉と黙想

3月20日「アビガイルの勇気と行動」
サムエル記上25章14~22節
「あの人たちは実に親切で、私たちが野にいて彼らと一緒に移動したときも、私たちは辱められたこともなければ、何かがなくなったということもありませんでした。… 今あなたが何をなすべきか、しっかり考えてください。ご主人様やこの家全体に災いが降りかかろうとしています。」(14~17節より)

黙想
サウルが倒れてダビデが王となるまでの長い出来事がサムエル記上の最後まで続きます。さて、ナバルの従者がナバルの妻アビガイルに、ダビデは誠実であること、そしてナバルがダビデを受け入れないために災いが降りかかることを告げました。従者はナバルの性格を知っていたので彼の妻に話したのでしょう。アビガイルは和解の使者として危険を承知で、贈り物を持ってダビデを訪れます。これがダビデとアビガイルの出会いとなりました。

危険や困難を超えて和解のために行動することは難しいことです。人は和解すれば良いのにと思っていても行動に移すことはなかなかできません。行動するためには自分の力を過信することも過小評価することもなく神さまに祈り求めなければなりません。