7月30日 み言葉と黙想

7月30日「主の愛に生きる」
コリントの信徒への手紙二・12章11~21節
あなたがたは、私たちがあなたがたに対し弁明をしていると、またもや思うことでしょう。しかし、私たちは神の前で、キリストにあって語っています。愛する人たち、すべてはあなたがたを造り上げるためなのです。(19節)

黙想
パウロはコリントの信徒たちに自分の真心が通じないと感じていたようです。パウロの言葉の真剣さが誤解を生んだのかもしれませんが、パウロ自身は栄誉や財産を求めず、コリントの信徒たちを愛し、彼らがキリストの福音に立ち帰るように勧告し続けました。パウロは「愛すれば愛するほどますます愛されなくなるのでしょうか」と書いています。パウロの辛さや悲しさが伝わってくるようです。

それでも彼は諦めずに勧告を続け説得を試みました。それは主の愛に促されて、コリントの信徒たちを心底愛してのことでした。主の愛を信じ主の御力に頼る者はまだ見ぬ希望に生かされます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。