8月29日 み言葉と黙想

8月29日「ハガルの子イシュマエル」
創世記16章1~16節
主の使いはさらに言った。「あなたは身ごもっており、やがて男の子を産む。その子をイシュマエルと名付けなさい。主があなたの苦しみを聞かれたからである。」(11節)

黙想
アブラムの出来事に関する記述は速いテンポで進んでいきます。妻サライは子どもができないと思い女奴隷のハガルをアブラムに差し出しました。ハガルは妊娠しサライとの関係が悪くなりました。一夫多婦はそれを当然と思っている古代の家庭においてすら深刻な悲劇の原因となっていました。

ハガルは失意のうちに家を出ましたが主の使いに出会い、家に帰ってサライに仕えるように命じられました。彼女が産んだ子はイシュマエル(主は聞く)と名づけられました。彼は祝福を受けアラブ地方に住む民族の祖先になります。神の導きによって歴史がつくられていきます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。