10月23日 み言葉と黙想

10月23日「神の救済史」
創世記38章24~30節
彼女は引きずり出されたとき、しゅうとのもとに人を送って言った。「この品々の持ち主によって私は身ごもったのです。」そして続けて言った。「どうか、このひもの付いた印章と杖が誰のものか、お確かめください。」(25節)

黙想
タマルは売春の罪で火刑にされそうになりました。そこでタマルは妊娠した子がユダの子であることを証明するためユダに印章と杖を示しました。ユダはその品を自分のものと認め「彼女の方が私よりも正しい。息子のシェラに彼女を与えなかったからだ」と言いました。ユダによってタマルから生まれたペレツがダビデ王の祖先となるのです。複雑な人間関係の中で主なる神の救済の歴史は続いていきます。
私たちが考える聖さとは全く違います。人は聖くないけれども神はそのような人を用いて人間を救おうとなさる。これを聖書は包み隠さず記しています。今日も主の祝福をお祈りいたします。