9月11日牧師室より

季刊誌「風」の準備が始まりました。「風」は聖霊を象徴する言葉です。イエス様は「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない」(ヨハネ3:8)と言われ、聖霊の自由なお働きを示されました。

私たちは聖霊の風を受け、御言葉や讃美歌に支えられてこの一年を過ごしてまいりました。「風」はそのような恵みを教会の証しとしてご家族や友人、知人にお届けするものにしたいと願います。愛称聖句や讃美歌は幾つあっても良いものです。個人に与えられた恵みはその方だけのものですが、それを持ち寄り一つの文集にしたときに、そこに神の愛、キリストの恵み、そして聖霊の働きが現れるでしょう。

私が知っている教会では毎年「虹~約束のみことば~」という交友誌を発行しています。毎年同じ人が書いているのですが、それぞれの年に受けた恵みが証しされており、主の恵みの豊かさを感じることができます。引越、子や孫の出産、召天、病気など暮らしの中でどのような出来事があり、どのように支えられたかが、それぞれの方の気風で書かれていて興味深いです。

私は「風」も信仰に生きる私たちがこの一年を生きた証となり、周りの人々へ主を伝えるものとして用いられることを願っています。私たちの小さな証しを主は思いがけない方法で用いてくださいます。