アドヴェント

 今日から待降節に入りました。今日は待降節第一主日、一本目の蝋燭を灯し、礼拝いたします。
 待降節は、降臨節とも呼ばれ、アドヴェント(来臨する、前進する、接近するを意味するラテン語のアドヴェニオーに由来する)の訳語として使われています。
 この季節、日は短くなり、夜は長く、寒い季節です。この暗さの中、ひとつの呼び声が聞こえます。「悔い改めよ、主は近い。目を覚まし、灯をともして待て」と。アドヴェントは、主の来臨の前触れであり、緊張と信仰を呼び掛ける告知の時です。アドヴェントとは、深い悔い改めと張りつめた待望の期節と言えましょう。
 おのおの、この期節、心を静め、目を覚まして、主をお迎えするに相応しい、悔い改めの時とさせていただきましょう。
 主は、もうすぐ来られます。