ヨハネによる福音書19章1~13節
ピラトは、これらの言葉を聞くと、イエスを外に連れ出し、ヘブライ語でガバタ、すなわち「敷石」という場所で、裁判の席に着かせた。(13節)
黙想
イエス様は捕らえられてローマ総督ピラトの尋問を受けました。そしてピラトはイエス様に罪を見つけることができませんでした。しかしユダヤ人が暴動するのを恐れてイエス様を裁判にかけたのです。ピラトは治安や自分の地位を守るためにイエス様に罪が無いことを知りながらも犯罪人としました。
ピラトは私たちの姿です。自分の身を一番として、義を曲げることをしてしまいます。人を裏切ります。しかしイエス様はそんな弱い私たちをご自分の命と引き換えにして赦してくださいます。