ヨハネによる福音19章14~22節
ピラトは罪状書きも書いて、十字架の上に掛けた。それには、「ナザレのイエス、ユダヤ人の王」と書いてあった。(19節)
黙想
ピラトはイエス様を重罪人が受ける十字架刑に処しました。それはユダヤ人にとっては木に吊るされた者は神から呪われた者であることを表しています。人々はイエス様を自分たちから排除しました。このようにしてイエス様は一番惨めな死を遂げるのです。
しかしピラトが書いた罪状書きはイエス様がまことの王であることを示しました。
なぜイエス様は死ななければならないのか。それは人々が神を知っていると思い上がる傲慢や神に背く行いといった罪をご自分の命によって贖うためです。人々(わたしやあなた)が受けるべき裁きを代わりに受けて父なる神に執り成してくださるのです。それはイエス様の復活によって明らかとなります。
今日も主の祝福をお祈りいたします。