5月2日「主と共に隣人と共に生きる」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・1章10~17節
きょうだいたち、私たちの主イエス・キリストの名によってあなたがたにお願いします。どうか、皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。(10節)
黙想
世の中には争いが絶えません。偶像(自分、財産、友人、地位、身分など)に頼る価値観が私たちを取り囲んでいます。貧しい者や寄留者のために実りを摘み取ってはならないと主が命じる共生の世界を目指さないで、各人が自分の安全や地位を求めれば争いは教会の中にも及びます。
教会がこの世にあって神の国の門であるということは、この世の攻撃にさらされていることを意味します。しかしキリストは既に世に勝っておられます。皆が自分を捨て主を求めるならば、心を一つにし思いを一つにして固く結び合うことができます。信じれば必ずそのようになります。
今日も主の祝福をお祈りいたします。