5月3日 み言葉と黙想

5月3日「神の愚かさは人より賢い」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・1章18~25節
世は神の知恵を示されていながら、知恵によって神を認めるには至らなかったので、神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになりました。(21節)

黙想
人は神を奇跡によって知ろうとし、天変地異や不思議な出来事に出会うと恐れます。しかしそこからは神のメッセージは聞こえてきません。神は預言者を通してメッセージを与え、御子をこの世に贈ってくださいました。福音書記者ヨハネは「いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。」と証ししました。

しるしや知識によってではなく、このお方の愛と恵みを伝えることで、人は神を知り救いへと導かれます。神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。
今日も主の祝福をお祈りいたします。