5月9日「祈りと黙想」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・4章1~8節
きょうだいたち、私は、あなたがたのためを思い、私自身とアポロに当てはめて、このように述べてきました。それは、あなたがたが私たちを例にとって、「書いてあることを越えない」ことを学ぶためであり、誰も一方にくみし、他方に反対して高ぶることのないためです。(6節)
黙想
パウロは分派の人々に、聖書に書かれていることを越えない、ということを諭しています。人間を誇り、聖書の教えを拡大解釈することはパウロが指摘しなければならないほど私たちが陥りやすい誘惑です。
原典を読み、当時の時代背景を学び、多くの神学者の書物を読んだとしても、祈りと黙想をしないならば、神はその秘儀、奥義、秘められた計画を明かすことはなさいません。祈りと黙想は神との直接の対話です。
今日も主の祝福をお祈りいたします。