5月10日「キリストに倣う者」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・4章9~21節
あなたがたに勧めます。私(パウロ)に倣う者となりなさい。(16節)
黙想
パウロは福音を伝えるためにすべての犠牲を引き受けた人です。彼は投獄、鞭、難破、盗賊などあらゆる苦難を身に受けました。
その人が、言葉を弄して勢力争いをするのではなく、私に倣って力の源であるキリストを証しするようにと勧めています。争いが収まれば主を宣べ伝えられるようになるのではなく、一緒に主を宣べ伝えれば平和であるというのは神の神秘です。パウロはキリストの苦難を常に想い起こしていたに違いありません。
主の祝福をお祈りいたします。