5月18日「キリストの福音を伝える」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・9章1~12節
他の人たちが、あなたがたに対するこの権利にあずかっているのなら、私たちはなおさらそうではありませんか。しかし、私たちはこの権利を用いませんでした。かえってキリストの福音を妨げないように、すべてのことを耐え忍んでいます。(12節)
黙想
パウロはコリント教会に、キリストの福音に戻るように説得するにあたって、自分が使徒であることを示しました。その証印はコリントの教会の人々そのものです。人々はパウロが説くキリストの福音を信じて洗礼を受けたのです。
コリントの教会で争いごとが起きたのは違う教えを説く者たちが教会に来て人々を惑わしたからでした。パウロはコリントの教会の人々を主に導くために、自分が持っている自由や権利を使わなかったことを思い出させています。このような使徒たちの働きによってキリストの福音が世界中に広がりました。感謝です。
今日も主の祝福をお祈りいたします。