5月28日 み言葉と黙想

5月28日「一つの体」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・12章12~20節
私たちは皆、ユダヤ人もギリシア人も、奴隷も自由人も、一つの霊によって一つの体となるために洗礼(バプテスマ)を受け、皆一つの霊を飲ませてもらったからです。(13節)

黙想
ある哲学者は自己の存在のもとに他者を認識するということを新聞に書いていました。その自己中心の認識だと他者とのつながりは希薄です。

聖書は神が人に息を吹き込んで人は生きる者となったことを記しています。人はもともと有機的に、多くの部分から成り立ちながらも、各部分の間に密接な関連や統一があり、全体としてうまくまとまっているように造られています。それぞれの考えも働きも違うけれど皆一つの体の一部です。洗礼を受けた者は霊を受け豊かな交わりの中にいます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。