5月30日「アガペーの愛」
コリントの信徒への手紙Ⅰ・13章1~7節
愛は忍耐強い。愛は情け深い。妬まない。愛は自慢せず、高ぶらない。(4節)
黙想
新約聖書が書かれた頃のギリシア語には、愛はエロス、フィリア、アガペーという3つの言葉がありました。大雑把には、エロスは満たされないものを求めようとする欲求の愛、フィリアは同等な関係の愛(友愛)、そしてアガペーは見返りを求めず与える愛(無償の愛)です。
今日の聖書の箇所に出てくる愛はアガペーです。アガペーは私たちが持っているのではなく、主なる神が持っておられて私たちに分け与えられるものです。主は信じる者にアガペーを惜しみなくお与えになります。それを受け取った人は他者にそれを使います。
今日も主の祝福をお祈りいたします。