6月12日「神の秘められた御計画」
エステル記1章13~22節
「法によれば、王妃ワシュティについてどうすべきだろうか。彼女は宦官たちが伝えたクセルクセス王の命令に従わなかったのだ。」(15節)
黙想
王妃が王の命令に従わなかったことを家庭の問題にとどめないで国家の問題にしたのは、王の催した祝宴が国家行事であったことを示しています。今日では国家元首の連れ合いの行動が国家に影響を与えることはありませんが、当時のペルシアではそうではなかったのでしょう。王は法に従って王妃を裁くべく大臣に諮問したのでした。
ユダヤ人女性エステルの登場がこのようにして整えられました。日常の中の神とは関係なさそうな出来事の背後に神の御計画があることを思わされます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。