6月16日「遣わされた者、エステル」
エステル記4章1~17節
もし、この時にあなたが黙っているならば、ユダヤ人への解放と救済が他の所から起こり、あなたとあなたの父の家は滅びるであろう。このような時のためにこそ、あなたは王妃の位に達したのではないか。(14節)
黙想
ユダヤ人殲滅の時が迫ってきます。モルデカイはエステルに王への執り成しを依頼しました。エステルは悩みます。呼ばれないのに王のところに行く者は殺されなければならないとの法があったからでした。
モルデカイはエステルに、あなたが王妃となったのはこのような時のためであり、もし行かなければ救いは他の所から起こることを伝えました。エステルは殺されることを覚悟して王のもとに行く決心をしました。そして国中のユダヤ人はエステルのために3日間の断食をして祈りました。遣わされた者の働き、またその者のために祈ることが奇跡を生むのです。
モルデカイの言葉に神への信頼があふれています。モルデカイもエステルも決して神の民を見放さない神に信頼して行動しました。
今日も主の祝福をお祈りいたします。