6月17日「この世の富や力の空しさ」
エステル記5章1~14節
だが、ユダヤ人モルデカイが王の門に座っているのを見る度に、このすべてが私には空しいものとなる。(13節)
黙想
エステルは死を覚悟しつつ王のところに行きました。しかし王は彼女を咎めることなく手にした笏を差し出すことで彼女は死を免れ、彼女は王に話をすることができました。彼女は王とハマンを宴会に招くことを伝えました。断食と祈りにより冷静な振る舞いを身につけていたからでした。
ハマンは王妃が王と自分のみを招いたことを喜び、富や権勢を誇りました。しかしこの世の力や富は永遠の神の前では空しいものです。ハマンはモルデカイによってその空しさを知るのですが、そのことの意味を理解することはできませんでした。
今日も主の祝福をお祈りいたします。