6月18日「仕える者の在り様」
エステル記6章1~14節
ハマンは衣装と馬を取って、モルデカイにそれを着けさせ、都の広場で彼を馬に乗せ、その前で、「王が栄誉を与えることを望む者にはこのようになされる」と触れ回った。(11節)
黙想
王はある夜、モルデカイが王に部下の謀反を知らせたこと、栄誉を与えていなかったことを思い出しました。それでハマンにモルデカイの名を知らせず、そのような者にはどのような栄誉を与えたらよいかを相談しました。ハマンは自分のことだと思って最高の栄誉を進言しました。しかしその人物はハマンが憎むモルデカイだったのです。
彼は自分の言った言葉通りにモルデカイを寓しましたが、嘆き悲しみました。彼は自分の傲慢のために神から裁きを受けたのです。自分が王の最側近であることの意味を理解しているならば彼は恥を受けたと感じる必要はなかったでしょう。主なる神に仕える者の在り様はどのようなものであるかをハマンは反面教師として示しています。
今日も主の祝福をお祈りいたします。