6月23日 み言葉と黙想

6月23日「救われた記念のプリム祭」
エステル記9章17~28節
この両日は、どの世代においても、どの氏族においても、どの州においても、どの町においても記念され、祝われる。このプリムの日はユダヤ人の中から失われてはならず、またその記念は彼らの子孫から絶たれてはならない。(28日)

黙想
ユダヤではプリム祭がアダルの月14,15日(現在の暦の2、3月)に祝われます。これはユダヤ人を滅ぼそうとしたペルシアの高官ハマンの悪だくみからユダヤ人が救われたことを記念する祭りです。プリムはハマンが投げたクジがプルとよばれたことにちなんでつけられた名前です。

エステル記には神や主の名は出てきませんが、エステルやモルデカイの果たした役割の背後に神の存在があることが伝わってきます。人は将来どのように用いられるかを知ることはできないけれど、神の働きのためにこの世界にいなくてはならない存在であることを知らされます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。