7月9日「愛を示す」
コリントの信徒への手紙二・1章23節~2章11節
むしろ、あなたがたは赦し、慰めてやりなさい。そうしないと、その人はもっと深い悲しみに打ちのめされるかもしれません。そこで私は、その人に愛を実際に示すことを勧めます。(7,8節)
黙想
要人が銃弾に倒れてしまいました。恨みが犯行の原因のようだと報道されています。倒れた人はいろいろな疑惑の渦中にいた人で真相を究明する努力がなされていましたが、問題は解明されまいまま幕切れになりそうです。犯人は蛮行に出るのではなく法の下で恨みの元となる問題を追及すべきでした。
人を憎むのではなく罪を憎むことを知らなければなりません。パウロの「赦し、慰めなさい」という勧めは私たちには不可能なことのように思えます。しかしイエス様がそのことを示されました。そして私たちは洗礼を受けて神の子(養子)としていただきました。憎むよりも愛することを目指したいと思います。今日も主の祝福をお祈りいたします。