7月27日 み言葉と黙想

7月27日「誇りと謙虚」
コリントの信徒への手紙二・11章1~15節
私の内にあるキリストの真理にかけて言います。私のこの誇りがアカイア地方で封じられることは、決してありません。(10節)

黙想
パウロはキリストの福音から外れるような教えに誘惑されそうになっているコリント教会の信徒たちに、「妬んでいます」という言葉を語っています。これは彼らを愛していることの証拠で、誘惑されないで欲しいという思いが伝わってきます。

パウロは誘惑者たちに少しも引けを取らない、苦しくても報酬を受けないことを誇りますが、それは自分を誇示するためではなく、コリントの信徒たちにキリストの福音に立ち帰ってもらいたいという思いでした。この誇りと謙虚さとは両立します。パウロの生き方に学ぶところ大であります。