10月5日「ヤコブの旅立ち」
創世記31章17~35節
ラケルはテラフィムを取って、らくだの鞍にしまい込み、その上に座っていた。それでラバンが天幕の中をくまなく探ってみても、見つけることはできなかった。(34節)
黙想
ヤコブはラバンに告げずに家族を連れてラバンの家を出ました。その時ラケルはテラフィムを持ち出しました。これはラバンの守り神の像であり、相続権があることを示ものでした。ヤコブは追っ手を差し向けましたが、神がラバンに現れて事の良し悪しを論じないように命じましたので、ラバンはテラフィムだけでも探して持ち帰ろうとしましたが見つけることができませんでした。ヤコブ一家はこのようにしてラバンの追及を逃れ、イサクの元に向かいました。ヤコブの旅は神の導きによって続きます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。