10月9日 み言葉と黙想

10月9日「憎しみと愛」
創世記32章14~21節
『あなたの僕ヤコブの家の者です。またこの家畜の群れは、私の主人であるエサウ様に差し上げる贈り物です。御覧ください。ヤコブも私たちの後から参ります。』(19節)

黙想
ヤコブは先に使いの者を兄エサウのところに使わせて、ヤコブが害を与えないばかりかエサウと仲直りしたいと思っていると告げさせました。「あなたのしもべ」や「私の主人であるエサウ様」という言葉にヤコブの不安や恐れが表されています。兄弟姉妹は憎しみ合えば究極の憎しみとなり、愛し合えばとことん相手のために尽くします。
ヤコブは3度も贈り物を届けさせました。それでも不安は消えることはありませんでした。神に祈り続けたに違いありません。
今日も主の祝福をお祈りいたします。