10月10日「イスラエルと呼ばれる」
創世記32章22~33節
男は言った。「あなたの名はもはやヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。あなたは神と闘い、人々と闘って勝ったからだ。」(29節)
黙想
ヤコブは怯えながら夜の闇の中にいました。ヤコブがどうしようもない状態の闇の中に神が近づいてこられました。神はヤコブを慰めるのではなくヤコブと闘ったのです。ヤコブが勝ったのは神ではありません。自分自身の恐怖や思い煩いといった心を閉ざすものに勝ったのです。この格闘で恐怖は消え去りました。その時、朝の太陽の光が彼にそそがれ彼の前に道が開けました。
ヤコブの体験は私たちが体験するものと同じです。神が来られて格闘しておられます。それは私たちには困難に見えますが、必ず神は勝たせてくださいます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。