10月19日「ヨセフの運命」
創世記37章12~24節
これを聞いたルベンは、彼らの手からヨセフを救い出そうとして言った。「命を取るのはやめておこう。」(21節)
黙想
ある日ヨセフは父に言われて、羊の世話のため遠くに出かけた兄たちのところに行きました。兄たちはヨセフを見ると憎しみのため父に知られないようにして彼を殺そうと謀りました。兄弟姉妹は愛憎が入り混じった複雑な関係です。カインの犯した罪が兄たちを襲います。ここでルベンに神が介入し、ルベンはヨセフを殺すのではなく穴に投げ込もうと提案しました。ひと時は助かりますがそのままではやがて穴の中で死ぬでしょう。しかしこのことがヤコブ一家にとって数奇な展開の幕開けになりました。
今日も主の祝福をお祈りいたします。