12月18日 み言葉と黙想

12月18日「人生の問題」
コヘレトの言葉6章1~12節
たとえ千年を二度生きても、人は幸せを見ない。
すべての者は一つの場所に行くのだから。(6節)

黙想
長寿は幸せのしるしと考えられていますが、コヘレトはそれさえも否定します。現代人の望みの一つは健康で長生きできるだろうかということではないかと思いますが、それでも人は幸せを見ないというのです。束の間の幸せはあるでしょうが、生きることは苦労の方が多いというのは真実でしょう。

それならばなぜ生きるのかが問題です。人はこの問題を避けて生きていくことはできません。問題に向き合うことから道が開けます。
今日も主の祝福をお祈りいたします。