12月26日 み言葉と黙想

12月26日「人はすべてを知ることはない」
コヘレトの言葉9章1~10節
私はこれらすべてを心に留め、明らかにした。すなわち、
正しき者も知恵ある者も
彼らの働きは神の手の中にある。
人は、愛も憎しみも
目の前にあるすべてのことを知ることはない。(1節)

黙想
クリスマスシーズンは新年を挟んで1月6日の顕現祭まで続きますが、今日から再びコヘレトの言葉に戻ります。

人は空であり、人生が空しいことをコヘレトは語り続けます。人の働きは神の手の中にあります。人は目の前のことですらすべてのことを知ることはありません。これを悲しみと受け止めるか、人に与えられた分(限界)と受け止めるかで人生に対する考えは真逆になるでしょう。私たちには限界があることを悟り、それを受け入れる時に平安が訪れます。
良い一日をお過ごしください。