1月10日「愛の交わり」
フィリピの信徒への手紙1章1~11節
私は、こう祈ります。あなたがたの愛が、深い知識とあらゆる洞察を身に着けて、ますます豊かになり、本当に重要なことを見分けることができますように。そして、キリストの日には純粋で責められるところのない者となり、イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされて、神を崇め、賛美することができますように。(9~11節)
黙想
昨日でヤコブの手紙を終わり、今日からフィリピの信徒への手紙を読み始めます。
この手紙はパウロが獄中から出したものです。パウロはキリストを宣教した罪で投獄されましたが、教会と信徒を励まし続けました。パウロの祈りは真っ直ぐ神に向かい、そして信徒たちに向かいます。神が信徒たちを励まし信徒たちが神をあがめて喜びの生活を送るようにと。信徒たちだって信仰を理由に投獄される危険にさらされていたでしょうに、パウロは愛の交わりのうちにいることを勧めています。
現代もいろいろな危険や不安がありますが、そのことに惑わされるのではなく、愛の交わりのうちに豊かに生きたいと思います。
祝福をお祈りします。