1月12日「福音にふさわしい生活」
フィリピの信徒への手紙1章22~30節
ひたすらキリストの福音にふさわしい生活を送りなさい。(27節)
黙想
使徒パウロはキリストに出会った後、自分の人生を福音宣教にささげた人であり、キリストの教会の基礎を創った人です。牢獄にいてもその活動は止まりませんでした。なぜこれほどの力を出すことができたのかを黙想すると、キリストに出会ったことが決定的な人生の転機であったことが感じられます。それは多少なりともキリスト者一人ひとりの経験でもあります。
彼はその時に生まれ変わりました。自分のために生きるのではなく共に生きることを良しとしました。そして死んで神のもとに安らぐことよりも、苦難を受けてもキリストを宣教することを選び続けました。キリストの福音を受けた人はその恵みに感謝して応える生活を目指すのです。
主の祝福をお祈りいたします。