2月28日 み言葉と黙想

2月28日「勇士ダビデ」
サムエル記上17章50~58節
ダビデがあのペリシテ人を打ち倒して帰って来ると、アブネルはダビデを連れて、サウルの前に出た。あのペリシテ人の首はダビデの手にあった。(57節)

黙想
ダビデとゴリアトの一騎打ちの様子は簡単にしか書かれていませんが、それは巌流島の決闘のように緊迫した時間の後に一瞬で決着がつくというものであったのかもしれません。ダビデはゴリアトの首を持ってサウルの前に出ました。竪琴弾きの若者が今や勇士としてサウルの前にいます。このことをきっかけにダビデはサウルの側近になりました。

聖書は戦いの様子に説明を割きません。それよりも神の御旨や御業を記すことに力を注いでいます。神が歴史に介入されていることがこのような形で私たちに知らされています。