4月27日「ダビデ、罪を犯す」
サムエル記下11章1~13節
ある夕暮れ時、ダビデは寝床から起き上がり、王宮の屋上を散歩していたところ、屋上から一人の女が水を浴びているのを見た。女は大層美しかった。(2節)
黙想
部下がアンモン人と戦っているときにダビデは王宮にとどまっていました。ある日、一人の美しい女性が水浴びしているのを見て心惹かれ、彼女を王宮に招き床を共にしてしまいました。彼女にはウリヤという夫がいました。女性はダビデの子を宿しました。ダビデはそれを知るとウリヤを戦線から呼び戻し、妻の所に行かせようとしましたが、ウリヤは戦いの最中ですと言って家には帰りませんでした。ダビデは自分の罪が明るみに出ることを恐れる毎日を過ごさなければならなくなりました。偉大な王でも罪を犯してしまいます。「正しい者は一人もいない」(ロマ3:10)のです。