4月28日「ダビデの策略」
サムエル記下11章14~27節
その書簡にはこう書いてあった。「ウリヤを戦いが熾烈な最前線に出し、彼を残したまま退却して、討ち死にさせよ。」(15節)
黙想
ダビデはウリヤの妻と姦淫したことを隠すためウリヤが戦場で死ぬようにダビデ軍の司令官ヨアブに書簡を送りました。ヨアブは命令通りウリヤを激戦地に送り、ウリヤは敵に殺されてしまいました。ダビデは自分の手を汚さずに、ウリヤを亡き者にしたのです。ダビデは罪が明るみに出なくなると安堵したことでしょうが、しかし心の奥にはこのようなことをしたことを後ろめたく感じていたに違いありません。彼の心からこの負い目が消え去ることはないでしょう。