5月7日「アブシャロムの陰謀」
サムエル記下15章1~12節
アブシャロムは、王に裁定を求めてやって来るイスラエル人すべてにこのように振る舞った。こうしてアブシャロムは、イスラエルの人々の心を盗んだ。(6節)
黙想
ダビデ王の優柔不断は息子アブシャロムによこしまな考えを抱かせてしまいました。彼はダビデ王に裁定を求めに来た人に自分が正しく裁くと言って人々を自分の方になびかせました。4年が過ぎると彼はヘブロンに行き、自分が王に即位することを告げる企みを抱きました。陰謀は着々と進み、アブシャロムにくみする民の数は増していきました。歴史は人の思惑で動いているように見えますが、神の御旨を思いながら振り返る時、それは異なって見えてきます。