5月8日 み言葉と黙想

5月8日「ダビデの脱出」
サムエル記下15章13~23節
ダビデのもとに使者が来て告げた。「イスラエルの人々の心はアブシャロムに移っています。」(13節)

黙想
息子アブシャロムがヘブロンに退いてから数年経って民心がアブシャロムに移ったことを知ったダビデはエルサレムを離れて逃げる道を選びました。主に油を注がれて統治者とされていながら、ダビデの優柔不断がこの危機を招いたのです。ダビデは急いで都を離れました。ダビデに従った者の中に外国人ガト人のイタイという人物がいました。ダビデは彼と彼の部隊に自国に帰るよう促しましたが、彼は死ぬことがあろうともダビデと行動を共にすると誓いました。誠実に忠誠を誓った彼の名は聖書に記されました。主の御心は残された少数の者たちによって実現されていきます。