5月16日 み言葉と黙想

5月16日「ダビデにもたらされた幸と不幸」
サムエル記下18章24~32節 王はクシュ人に、「若者アブシャロムは無事か」と尋ねた。クシュ人は答えた。「王様の敵、あなたに逆らって危害を加えようとする者はことごとく、あの若者のようになりますように。」(32節)

アブシャロム軍との戦いの報告に来た者はダビデ軍が勝ったことをダビデに報告しました。それはいわゆる福音(良い知らせ)でした。そしてダビデが息子アブシャロムの無事を尋ねると、伝令はアブシャロムが死んだことを報告しました。それはダビデの願いとは違う報告でした。ダビデはバト・シェバとの情事とその夫ウリヤ殺害の罰をこのような形で受けなければなりませんでした。神の御旨は人がはかり知ることはできません。ダビデの悲しみは自分が死ぬより大きかったかもしれません。