6月6日「懲らしめの祈り」
哀歌1章18~22節
彼らの悪事のすべてを御前に引き出し
彼らも懲らしめてください。
私の背きの罪すべてについて
私を懲らしめられたように。
私の呻きは大きく
心は打ちひしがれています。(22節)
黙想
「御覧ください、主よ。」、「聞いてください、私の呻きを。私には慰めてくれる者がいません。」と、主なる神に呼び求めています。そしてエルサレムを滅ぼした敵に対する報復を願っています。かつての栄光と廃墟と化した今のエルサレム。詩人の嘆きは深いのですが、神に呼び求め続けています。神以外にこの嘆きから救ってくださるお方はいないからです。神はこの叫びに応えてくださるかどうかと神を試すことなく、祈りは神に向かいます。