6月7日「エルサレムの嘆き」
哀歌2章1~10節
娘シオンの長老たちは黙って地に座り
頭に塵をかぶり、粗布を身にまとった。
エルサレムのおとめたちは頭を地に垂れた。(10節)
黙想
都エルサレムは破壊され、そこに暮らしていた人たちは苦難を受け、人々は主なる神に「なぜ主は憤り都を卑しめられるのですか」と祈りました。イスラエルを守るはずの神がイスラエルの敵となったと思えるほどの悲惨さでした。王や国の指導者たちはバビロンに移されて捕囚となりました。都にいた長老たちは塵をかぶって悔い改め、女性たちは頭を地に垂れました。救いはもはや訪れないのではないかと思えるほどの悲惨さです。しかしこのことを神に呻き続けます。