6月11日「神を賛美する」
哀歌3章19~39節
主は、ご自分に希望を置く者に
ご自分を探し求める魂に恵み深い。(25節)
黙想
飢えに苦しみ今日生きられるかどうか分からない状態にあって、「主は探し求める魂に恵み深い」と主を讃える信仰が記されています。悲しみ苦しみ嘆きをすべて神に向かって吐き出した後に、人は神を賛美するようになるのでしょう。綺麗ごとではない祈り、悔しさを吐き出す祈りすらも神は受け止めてくださいます。そして祈り続けることで神から離れないところに希望が残っています。今日死んだとしても神はその魂を恵みの内においてくださる。そのような信仰を持つことができるのだということを哀歌から教えられます。