6月14日 み言葉と黙想

6月14日「気高さと醜さ」
哀歌4章1~10節
このナジル人たちは雪よりも清く
乳よりも白かった。
その体は赤真珠よりも赤く
その姿はラピスラズリのようであった。(7節)

ユダ国の人々は気高く神の民として歩んでいるはずでした。その姿は当時の最高の宝石にたとえられました。その国が滅んでしまったのです。人々の困窮は想像を絶するものでした。神が祝福した民になぜそのようなことが起きるのか。人々は神に問いました。
人々は預言者の語る神の声に聞き従わず、神さまから離れたからだということに気づくのですが、それが分かるまでは苦労ばかりの日々でした。そこには人間の醜さが表れます。神と共にいなければ人は気高くあることができないことを教えられます。