6月24日 み言葉と黙想

6月24日「神の名による徴」
使徒言行録3章1~10節
ペトロは言った。「私には銀や金はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」(6節)

黙想
聖霊が降った信者たちの集まりは神の国がこの世界に現れたかのように、信者たちは必要に応じで互いに持ち物を分け合い神を賛美しました(2:43-47)。ある日、ペトロとヨハネが神殿に来ると足の不自由な人が運ばれてきました。この人はペトロたちに施しを求め、ペトロたちは神の名によって彼を立ち上がらせました。イエス様が行った業と同様のことを使徒が行うことができた最初の徴(しるし)でした。ペトロは神の名によって男に宣言し、神がそれを現実の出来事とされたのです。奇跡は理解不能なものの総称ではなく神の存在を示す出来事のことです。人は聖霊の御力を受けて、神の御子イエス・キリストの業にあずかる道が開かれています。