7月4日 み言葉と黙想

7月4日「ステファノの宣教の続き」
使徒言行録7章17~50節
神は柴の中に現れた天使の手を通して、人々が、『だれが、お前を指導者や裁判官にしたのか』と言って拒んだこのモーセを指導者また解放者としてお遣わしになったのです。(35節)

黙想
ステファノはモーセからダビデ王、ソロモン王までのイスラエルの歴史に働きかけた神の業を説明しました。神は出エジプトやバビロン捕囚からの解放を導いたお方であるというユダヤ人なら誰でも知っている歴史を語りました。さらに彼はダビデが神殿にお住まいになるようにと神に願ったとき、神は人の手で作ったものには住まない言われたことも語りました(サム下7章)。この言葉は神の選民としての誇りを持ち神殿を神の唯一のお住まいと考えていたユダヤ人たちから反発を受けたことだと思います。しかし彼は臆せず旧約聖書に書かれている神の言葉を語りました。