8月14日「パウロ捕らえられる」
使徒言行録21章27~40節
「イスラエルの人たち、手を貸してくれ。この男は、民と律法とこの場所に背くことを、至るところで誰にでも教えている。その上、ギリシア人を境内に連れ込んで、この聖なる場所を汚してしまった。」(28節)
黙想
エルサレムの神殿でパウロはユダヤ人たちに捕まり、ローマ軍が彼を連行しました。その理由はパウロが律法に背くことを教えているということと、異邦人が入ってはいけない神聖な場所に異邦人を入れたというものでした。しかしこれは誤解でした。パウロは割礼の有無が神に正しいとされることとは関係がないことを説いていたし、連れて行った人はユダヤ人でした。キリスト者が100人にひとり程度の日本ではキリスト者は誤解されやすいといえるでしょう。キリスト者であることを公にし、福音を語ることの難しさを知っている私たちは、パウロの熱心さがどんなに凄いものであるか理解できます。パウロは妨害されてもひるまずに福音を説き、恵みを証ししました。パウロにならう者になりたいと思います。