8月21日「ローマ行き決定」
使徒言行録24章24節~25章12節
もし、悪いことをし、何か死刑に当たることをしたのであれば、死を免れようとは思いません。しかし、この人たちの訴えが事実無根なら、誰も私を彼らに引き渡すことはできません。私は皇帝に上訴します。」(25章11節)
黙想
パウロがローマ帝国総督府のあるカイサリアに留置されている間に総督が交代しました。新しい総督はユダヤ人の人気を得ようとパウロにエルサレムで裁判を受ける話をしましたが、パウロは自分には何の罪もないことを訴え、皇帝に上訴すると伝えました。それで新しい総督はパウロにローマ皇帝のもとに出頭するよう伝えました。こうしてローマに行くという道がパウロに開かれました。もしエルサレムに戻されていれば彼に反対するユダヤ人に暗殺されていたことでしょう。神は人に働いて御旨を実現していきます。