8月25日 み言葉と黙想

8月25日「ローマへの道」
使徒言行録26章24~32節
アグリッパ王はフェストゥスに、「あの男は皇帝に上訴さえしていなければ、釈放してもらえただろうに」と言った。(32節)

黙想
ユダヤ人の王アグリッパはローマ帝国の新しいユダヤ総督フェストゥスに、パウロには何の罪もないことを告げました。もしパウロが皇帝に上訴していなければ釈放されたかもしれません。しかしそうなれば彼はエルサレムで暗殺されてしまい、ローマに行って宣教するという主なる神の御旨を達成することはできなかったでしょう。何が幸で何が不幸かは人間には分かりません。それよりも神のために働いていることの充実感ははっきりと感じられます。パウロは主のためにローマに行くし、神さまはそれを実現させてくださいます。