8月31日 み言葉と黙想

8月31日「福音は世界へ」
使徒言行録28章23~31節
パウロはローマで全く自由に何の妨げもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストについて教え続けた。(31節)

黙想
使徒言行録はパウロがローマで自由に神の国について人々に教えたという文章で終わります。ローマに住んでいるユダヤ人たちの中にはパウロの福音を聞いて受け入れる人たちが現れました。しかしそうではないユダヤ人にはイザヤの預言を引用して、その人たちは心が鈍り耳は遠く目は閉じてしまい神は癒されないと告げました。これは永遠の裁きではなく、彼らがまことの神に立ち帰るための言葉です。そしてパウロはローマ人たち異邦人に福音を語りました。パウロのこれ以後のことは記録されていません。しかし多くの人が主を信じるようになっていき、そして遂にはローマ帝国がキリスト教国となりました。今では世界中で福音が語られ、聞かれています。