9月1日 み言葉と黙想

9月1日「御子イエス様の本質」
ヘブライ人への手紙1章1~14節
神は、かつて預言者たちを通して、折に触れ、さまざまなしかたで先祖たちに語られたが、この終わりの時には、御子を通して私たちに語られました。神は、御子を万物の相続者と定め、また、御子を通して世界を造られました。(1、2節)

黙想
今日からヘブライ人への手紙を読み始めます。ユダヤ人はイスラエル人、ヘブライ人と、異なった名で呼ばれます。イスラエル人は神を求め離さなかったヤコブに代表される信仰共同体を表す時に使われ、ヘブライ人は遠い昔のアブラハムの時代にユーフラテス川を渡って神の約束された地にやってきたことを表す時に使われます。ヘブライ人はいわばこの世を旅する旅人としての人間を表す言葉です。この手紙はイエス様がどのようなお方かを記しています。旧約聖書の御言葉を引用しながらイエス様は万物の創造者であり世界を造られたお方であることが記されています。この手紙を通してイエス様について知りたいと思います。