9月2日 み言葉と黙想

9月2日「低きに降る御子なる神」
ヘブライ人への手紙2章1~9節 ただ、「僅かの間、天使より劣る者とされた」イエスが、死の苦しみのゆえに、「栄光と誉れの冠を授けられた」のを見ています。神の恵みによって、すべての人のために死を味わわれたのです。(9節)

黙想
イエス様は万物の創造者ですが、その創造者が被造物である天使たちよりも低い者、いや人間の中で一番低い者となられました。不衛生な厩で生まれ、父親が誰か分からないと陰口をささやかれ、神の国を宣べ伝える公生涯の間は放浪を続け、いわれのない重罪を宣告され、十字架で死なれたのです。しかしそれはすべての人に神の恵みが与えられるためでした。神ご自身が低きに降るという奇跡を起こされたのです。このことはすでに預言されていたことが旧約の詩編8編に記されています。