1月2日 み言葉と黙想

1月2日「人間をとる漁師」
マルコによる福音書1章16~34節
イエスは、「私に付いて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。(17,18節)

黙想
私は最初にこの「人間をとる漁師」という言葉に出会ったとき、海の中で平和に生きている魚を食用のために獲る漁師のイメージが湧いて来て、あまり良い意味に取ることができませんでした。しかし時が経つにつれ、苦しみの海の中にいる人間のイメージが湧いてきました。ですからこの漁師は人を救う神さまの働きを手伝う人なんだと思えるようになりました。イエス様はご自分の働きを担う人を弟子に招きます。弟子たちはイエス様の招きに従ってそれまでの職業を捨てて、イエス様の働きを助けることを選びました。この選びはイエス様による選びでもあります。